トヨタ カローラアクシオ AXIO N2

カローラアクシオGTをべースにしたJAF N2ワンメイクレース車両。富士スピードウェイにて2009年、富士チャンピオンレース“カローラアクシオGTクラス”(仮称)が開幕する予定。
トップカテゴリーへのステップアップカテゴリーになるのか?
■2009/2/6に見かけたカローラ アクシオ AXIO N2仕様
40分のS4スポーツ走行枠を2本走行、
1回目のベストタイムは2分8秒
2回目のベストタイムは2分5秒6
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■気になったので、いろいろメモ
Y社のタイヤサポートが来ていた。
ボクがちらっと見ただけで4種類のコンパウンドが有ったが、まだ市販用ワンメイクタイヤは決まっていない模様。
タイヤは2008年の12月のものだった。
ブレーキシステムはフロントがブレンボのチタンコーティングピストン仕様に見えた。
サスはダンパーがテスト品で未塗装状態。スプリングは確認できず。
ブレーキパッドは市販車用か???
まだまだ車高が高く、車の挙動はふわっとしていた。ブレ-キングも安定せず、Pバルブを走行中に変化させていた模様。
Aコーナーのアプローチで車を止めきれない(ブレーキが安定しないのと車の腰高車高)のせいで、安定せず、
ネッツコーナー手前の右コーナーでラインが変だったので、おそらくギアが合わない模様。
ネッツコーナーでは立ち上がりの道が足りなくなり、数回縁石の上を走っていた。
状態としては、まだ動くだけで、タイムが出せるような車ではなかった。
昨年行われた(仮)シェイクダウンの時とは、足回りが違うように見えた。
エンジン音を聞く限り、6500rpm程度で頭打ちみたい。
ストレートでも、伸びはなく、エンジン音も重かったので、セッティングはこれからだと思う。
1コーナーのブレーキは70m程度で踏んでいたように見えたが、このセティングでは、限界みたい。挙動が腰砕けでアプローチが正しくできていなかった。
どのコーナでもそうだが、リアがブレイクする感じの様子はなく、リアが粘りついている感じに見えた。
走行している様子をみると、ボディもよじれていた感じが強いし、おそらくスポット増ししていないボディにスリックタイヤを履かせたためだと思う。
タイヤのコンパウンド自体は、シビックのワンメイクのものより硬めに見えた。リアタイヤは全く発熱せず、本来の使用範囲の熱入れができていないとおもわれる。
ラジエーターの水温は65℃程度で、ノーマルラジエータを使っていた。
激しく、何十回と縁石に乗っていたが、アームが折れるようなことは無かった。
フロントのキャンバーは4°くらいに見えた。リアは0キャンバーか?
同じホイールをフロント・リアともに履いていたため、フロントが幅広すぎ、リアが狭すぎで、リアのオフセット変更が必要になりそう。フロントは正確にはキャンバーの分、オーバーフェンダーをはみ出していたが、OKなのだろうか?レギュレーション上はNGだと思う。
エンジンはリジットマウントで止まっていた。アクセルのON/OFFでも少しもぶれない。これはこれで、NGだと思う。
ABSユニットは付いていなかった、バッテリーは室内の助手席付近に移されていた。
車をジャッキアップしても、タイヤ位置はかわらず、サスのあそびが全然無い状態(フロント&リア)。
見た感じ、いかんせん馬が少ないような気がした。。。。最低、あと50は必要じゃないかな。。。
車高もあと5cmは下げないと腰高すぎ・・・
キャンバーもフロントつけ過ぎに見えたのでおそらくベストは3°かな?
カローラ アクシオ Axio GT N2仕様 ワンメイクレース
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